山陰の輝く人物にインタビュー
山陰の元気人

山陰で頑張る人を取材し、紹介しています。



連載
島根に新しい風を。素人ファッションモデル集団“Gパッション代表”

山根 英美(やまねひでみ)さん

(VOL.38)
【今回の元気人】山根 英美(やまねひでみ)さん
【写真はモデルの「オカール星野」さん(ニューヨーク在住:でも素人)です。】 松江テルサで行われたファッションショーでは、プロ顔負けの華やかさだった。

もしもモデルとして、大勢の観客の前に出られたなら。「もっとステキになれる?」

島根県東部を中心に活動する“Gパッション”は、そんな思いを抱いた人達が集まった素人のモデル集団。代表の山根英美さんにその魅力を聞いてみた。

G パッションの主な実績

H 13.9 環境フェスティバル 2001
リフォームファッションショー 「彩・現・創」
H 13.11 出雲市制施行 60 周年記念
ストーリーファッションショー 「パッションおろち夢伝説」
H 14.4 カラコロ通りオープニングイベント
ストーリーファッションショー「時代絵巻」
H 14.10 ハートピア出雲 福祉祭り
H 14.12 千鳥福祉会 クリスマス会
ブライダル・リフォームファッションショー
H 15.8 中国電力㈱エネルギア・テイサロン
リフォームファッションショー 「環境、 Cheerful ・ Recycle 」
H 16.10 (財) 絲原記念館
奥出雲絲原家「国登録文化財」指定記念事業 「小雪まつり」
H 17.5 松江テルサ文化教養講座合同事業
「ワイワイガヤガヤお披露目展」

素人ファッションモデル集団“Gパッション”

「みなさん、素晴らしかった。感激です。」会場を後にした人達は、口々にこういい残していた。

松江テルサで洋裁を教える三人の講師と生徒さん達の作品を一同に発表、展示した「ワイワイガヤガヤお披露目展」。三日間にわたって行われたイベントの初日はファッションショー。生徒さん達が丹精込めて作った数々の作品を纏って登場したのが『Gパッション』だ。

およそ500人の観客が見つめる中、颯爽と歩く姿は“かっこいい”。「今回は今までのショーでも最大級のものでした。練習不足が気になってきましたが、モデルの皆さんが本番で頑張ってくれました。」

「なすの花」とファッションショー

山根 英美(やまねひでみ)さんを良く知るためのイメージ
出張ふろしき講座では講師を務める。毎回多くの人が集まる。

カラコロ工房にある「暮らしのギャラリーなすの花」のオーナーとして忙しい毎日をおくる山根さん。ご主人を亡くして、「子供たちに働く親の背中を見せたい」と思い立って出店したのが5年前。Gパッションを発足させたのもほぼその時だった。訳も分からず、無我夢中だった当時を振り返る。

「何かやらなければ、と創めたのがお店(なすの花)でした。同時に、仕事だけでなく何か楽しく出来ることもやってみたくて、ファッションショーを企画しました。最初は、分からない事だらけでしたね。」

すてきな仲間

現在、登録しているメンバーは約30人。20代から60代の男女で、普段の仕事も様々だ。発足当初に集めたメンバーは公募や親戚。それが今では口コミで拡がり、興味のある人達が集まってきている。スカウトをすることもあるという。

山根 英美(やまねひでみ)さんを良く知るためのイメージ
和気あいあいとした中、練習には熱が入る。

「発足当時は、出雲市の広報に載せたりしたのですが、運良くいい人達が集まってくれました。会を重ねるごとに“すてきな仲間”が集まってきています。お店のお客さんに声をかけることもありますよ。訳の分からないうちに巻き込んで、「申し訳ない」と思うのですが、ショーが終わったあとは必ず「楽しかった」と言って貰っています。それに尽きますよね。」

毎年1~2回のペースで行っているファッションショー。そのレベルは回を重ねるごとに完成度が高くなっている。「今後も、見てくださる方に感動を与えるイベントを創り出したいと思っています。また、現在企画している着物リフォームブランド『マダムRira』の作品を、Gパッションで発表できたら、と思っております。」 “もっとステキになっていく”Gパッションに目が離せない!!

Gパッションに興味のある人は

男女問わず、年齢も身長も関係ありません。「自分を表現したい」方なら誰でも大歓迎。

先ずはお電話をくださるか、『カラコロ工房なすの花』へお越し下さい。お待ちしています。

お問合せ: 0852-27-0876 まで


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