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■山陰の元気印!企業 Vol.0009
■ 有限会社紅梅しょうゆ
   (旧社名:松尾醤油醸造元)
有限会社紅梅しょうゆ
松尾 透 社長
製造と配達で、毎日奮闘中!
本 社:
工 場:
創 業:
代表者:
従業員:
事業内容:
H P:
メール:
TEL:

FAX:

島根県飯石郡三刀屋町1051
島根県大原郡木次町大字山方623-1
天保年間
松尾 透 代表取締役社長
6名、パート1名
醤油、調味料製造販売
http://www.e-shoyu.co.jp/
kobai@fancy.ocn.ne.jpi
(0854)45-2507
(0120)-002363(フリーダイヤル)
(0120)-095081(フリーファックス)




-いま話題の新商品- 

三刀屋の梅が入った無添加醤油・・梅醤油


梅醤油の開発

 よくお客様からの質問で、当店の名前が『紅梅しょうゆ』というだけあって、"お宅のお醤油には梅が入っているんですか?"という問い合わせを受けることがありました。もちろん当時当店のお醤油に梅の入ったものなどありませんでした。

 そこで目をつけたのが、ここ三刀屋町にたくさん実っている梅でした。
 これを利用して本当の梅醤油を造ってみようということになりました。もちろん、紀州等の梅の産地ほど手をかけた梅ではありませんが、自然のままの状態という点では、自信をもてる安全な梅です。
 その梅を私ををはじめ当店の従業員が山へ採りに行き、その天然梅を漬けてできた天然梅酢と本醸造醤油、味醂、蜂蜜をうまくブレンドした無添加の醤油が『紅梅しょうゆ』なのです。

 塩分も普通の醤油に比べ梅酢を使うことによりかなり低めになり代わりに梅の酸味が程よいうまみをかもし出してくれます。

 健康志向の今、梅の効能はとても注目されていることもあり、まだ発売して1年余りですが、お得意様も増えており、その上容量も250mlと手軽なことからお土産用としてもよく利用されます。

 お醤油の味の中に梅の酸味がうまく調合し、いままでとは違ったさっぱり梅風味でお料理がおいしくいただけます。






人気商品『甘露さしみ』

 当店の人気商品といえば、代々伝えられてきた、再仕込みという製法で造った『甘露さしみ』です。

 天然醸造の生醤油にもう一度麹を加えて二度仕込む二段仕込みの製法で造っています。
 そうして2~3年じっくりと四季の温度変化の中で熟成させることにより、うまみは濃く香りもさらに二倍のものとなって行くのです。

 『甘露さしみ』という商品名から、さしみだけに使うと思われがちですが、お豆腐やお刺身以外にも、魚や昆布など煮詰めるお料理などに使われても、より味に深みが出ておいしく仕上がります。
 
 又近年非常によく売れるようになったのが、濃縮液体調味料のかつおだしです。働く主婦が多くなった今の時代、調理時間は短く尚且つおいしくできて欲しいものです。その御要望に応えられる便利調味料なのです。

 濃縮なのでほんの少量入れるだけで、あらゆる料理が手早くおいしくできることから、今ではこれがないと調子が狂ってしまうといううれしいご意見をたくさんいただくようになりました。

 このように時代に合った、お客様の求めているものに応えられる商品をこれからもご提供していきたいと考えております。


ホームページについて

紅梅しょうゆ HP クックでリンクします。 平成12年2月から立ち上げ、醤油の製造過程から商品紹介、注文受付、工場の様子、更に毎月更新する紅梅便りを載せています。

 特にトップページに載せている紅梅便りは、ここの町の行事や、旬の料理レシピ、周りであったエピソードなどを載せています。 いつも作成する上で思うのが、ここが田舎で本当によかったということです。

 周りがまったくのアスファルトやコンクリートばかりでは年中全く同じ風景です。 ですが,土や緑に囲まれていると、必ず日々変化があるのです。 ですからそれにちなんだエピソードはたくさん出てきます。 そんな時改めて季節の移り変わりが目の前で感じられる、この土地のすばらしさを実感します。

 又この感動をもっとたくさんの人にも一緒に感じて欲しいし、そこで造っている醤油の品質はもちろんですが、そこに携わっている私達の事も知っていただければ、より安心してお買い上げできるのではと思っております。

 ネット通販の場合は、瞬時にたくさんの方に情報や、メッセージを配信できます。又直接生産者の声を一度にたくさん送信でき又お客様の声も受けることができることは大変うれしく参考にもなります。

 これからもその利点を活用し尚且つ、ご注文戴いた時はただ単に業務的に返信するだけでなく、何か一言メッセージを書き添えたりと、小さいお店だからできるアットホームなサービスを心がけて、これからも努力していきたいと考えております。


社長から皆様へ
 島根県、奥出雲三刀屋町の三刀屋天満宮の近くに店を構える当店は、天保元年に創業し、二代目松尾豊十郎が天満宮の境内に咲き誇る紅梅の美しさにちなんで、当ブランド名である"紅梅しょうゆ"と命名しました。
 
 大正年間に本格的に販路を拡大、当初は樽に入った醤油を荷車や自転車に積んでの量り売りだったようです。

 今思えば昔は今の時代のように材料や賞味期限などの書いてあるラベルもなく、とにかく製造者が売りに歩いているのだから安心して何かあれば聞け、客の声も直接聞ける、製造者対消費者の関係だったののです。
それは消費者にとってなによりも安心できるサービスなのではないかとつくづく感じます。

 私は高校を卒業し、約十年間都会での生活をしておりましたが、その時は田舎の時間の流れとはなんてゆっくりなのだろうと苛立ちも感じたものでした。

 こちらに帰り、この仕事に従事するようになり、大量に工場生産できる現代、早く造ろうと思えばいくらでも造れる中で、ゆったりとした自然の空気の中で、四季の温度変化を感じさせながら、発酵熟成させ醤油を造っている事がどんなに大切で重要なことかわかってくるようになりました。

 本来あるべき姿を無理に保存料などで長持ちさせなくても、時期がきたら傷んで来る、それでよいではないか。生きているものは必ずなくなっていくのが自然なのだから。

 当店の醤油には合成甘味も保存料も入れておりません。

 私はこれからも伝統の製法と、昔ながらの生産者対消費者の関係を大事に、昔ほどのことはできなくても、今現代のやり方を使い、お客様との距離を縮めお客様に安心していただけ、尚且つ一人でも多くの方の家庭の味として長く使っていただける醤油造りに励んでいきたいと考えております。

(2002.12.01)
>>『紅梅しょうゆ』の詳細についてはホームページをご覧ください。注文もできます。>>



■過去ログ(これまで掲載してきた記事です)
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