『コンピュータのボタン一つで、世界のあらゆる書誌情報が瞬時に検索できる。はるか地球の裏側で開かれたブックフェアの本が、数日後にはあなたの書架を飾っている。情報システムがますます高度化していく21世紀においては、こんな風景はごくありふれた日常になっているかもしれません。そんな時代の書店って、どんな形をしているのでしょうか。
あまりに可能性が広がりすぎて、断定はできませんが、ただこれだけはいえます。どんなに書店が膨大かつ緻密なデーターバンクと化しても、書店は感動と出会いの場、地域文化の創造の場であらねばならないと。そんなふうに今井書店グループは考えます。』
*抜粋:1995年(平成7年)作成の今井書店グループ会社案内より
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