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夕暮れから宵にかけて、宍道湖に浮かぶ月をながめる「観月会」が、9月25日から28日の4日間、倉留寺(平田市園町136)で行われる。今年で6回目。 「観月会」は、宍道湖を一望できる丘に位置する倉留寺で、湖上に浮かぶ月をながめる、という会。毎年、1日で100人を越える人が集まる。

寺の境内には、四国八十八カ所霊場が小さく再現されており、観月会では、そこにローソクの灯り、ほかにたくさんの灯りがともる。幻想的な夜景の中、おごそかな雰囲気が参加者らを包み込むという。

もともと観月会には、月をながめながら、宇宙の中で生かされている自分というものを見つめなおそう、という意味合いがある。地球上には、ありとあらゆる生き物が存在しており、そのいずれもが人間と同じ命を持っている。そのことに気づき、自分中心の「小欲」を捨て、世の中のためになる「大欲」を抱いてほしい、との願いが込められている。

観月会では、俳句会も行われる予定。
【観月会の概要】

月 日
9月25日(土)~28日(火)
時 間
午後6時~8時(雨天決行)
参加料
2000円
申込み方法
ハガキに希望日を書いて、住所、電話番号を記入の上、倉留寺まで申し込む。
申し込み先
倉留寺(平田市園町136)
TEL・FAX 0853-69-1513
倉留寺までのアクセス
一畑電鉄園駅の上、R431沿いゴビウス北
松江市より車で20分
出雲市より車で20分
観月会の様子
観月会の様子