■島根の自民党との決別
私は7年前に衆議院小選挙区制の導入と共に「島根の自民党」と訣別し、以後無所属で議員活動を行っています。竹下派による派閥利益優先の、「数と力」による一派支配には協力できないからです。そして、これまで一貫して政治改革を訴え続けてきました。
小泉総 理の誕生は、島根、鳥取、岡山、京都、広島を除く、全国の自民党員の圧倒的支持により実現しました。田中派、竹下派,橋本派と受け継がれた大派閥による政権の実効支配が崩れた瞬間でした。「聖域なき構造改革」が遅々として進まず,経済の回復も進まない事に,国民はいらだっています。
しかし、小泉総理の言う抵抗勢力には組してはなりません。なぜなら改革に逆行するのが必然だからです。橋本派こそ抵抗勢力と見なされています。
■島根の政治は抵抗勢力そのもの・
県議会では,既得権に関わる様々な課題や問題点が、主に非自民党議員から再々質されますが、殆ど無視されるか、解決されるとしても多大な時間や抵抗を覚悟しなければなりません。
しかし、私達の取り組む主題は正にそこにあると考えています。県政を動かす最大勢力こそ、小泉総理を支持しなかった竹下―橋本派なのですから。県選出国会議員5人の内3人が、県会議員41人の内21人が占めています。県知事も,県の幹部職員も改革の気風に乏しく,今や県政の停滞感と閉塞感は、中央とのねじれ現象に晒されて一層高まってきています。
■中央,地方の財政危機が政治を変える,
島根を変える
国の財政は既に破綻しています。島根の財政も莫大な公共事業投資で借金まみれとなり、このままでは平成18年に破綻する事が明らかになっています。財政の窮乏は一方で利権政治の排除、あるいは地方分権や市町村合併を加速し、その結果、政治構造の創造的破壊を促し政界再編の動機になると考えています。
島根の旧態としたこれまでの政治が立ち行かなくなるのは時間の問題なのです。しかし、改革には抵抗が付きもの。停滞や後退が許される程時間的余裕はもうありません。
■抵抗勢力の抵抗勢力に皆でなろう!
長野県では、県庁OB2人により10期40年も知事職が占有され、この超長期県政が議会や市町村長ら既成勢力と癒着、馴れ合いを生み、一般県民の声が中々届かなかった処へ一風変わった新人知事の誕生を許しました。県議会の不信任決議にもかかわらず再び県民の圧倒的な新任を得て勝利を収めたのは、引き続き改革を唱える田中氏を押しつぶそうとした旧体制勢力の専横に対する県民の強い反発がエネルギーとなって結集した結果だと思います。
長野県の旧体制勢力は公共事業を中心とする政官業による県行政や経済の運営、つまり既得権益を維持し続けようとしたいわゆる守旧派とされ、このシステムを破ろうと創造的破壊の理念を掲げた田中知事に二度にわたって敗れたわけです。
隣の鳥取県では、旧いしきたりを打破しようと取り組む片山知事の例があります。
議員や首長などの口利きを情報公開しようとする取り組みや、議会における質問戦では議員の事前質問原稿の提出を取りやめ、答弁側も真剣勝負で対応する事にするなど、改革に対する知事の積極的な姿勢が報道されて島根県民の間でも注目を集めています。
こうした県政を早く実現するためには、島根の政治構造を守ろうと抵抗する旧い政治勢力と対決する以外にありません。つまり、抵抗勢力の抵抗勢力となって県民が力を結集し、創造的破壊の為に皆さんの圧倒的な参加をぜひともお願いしたいと思います。
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