山陰の輝く企業にインタビュー |
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子どものような純粋無垢で空想的なアイディアを基に数々の夢をカタチに変えてきた、ドラえもんポケットのような会社。 この会社を、一言で語るのは難しい。おおまかに「オリジナル機械」と「食用コラーゲン」。一見相反する2つでも、ちゃーんとそれに至るワケがあったのです。 「やるからには人に喜んでもらえる仕事」と、「なせばなる」の精神の持ち主、カンダ技工の中山社長は穏やかに語ってくれました。 |
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■勤め先はなぜかいつも倒産、ならばと起業 | |
「なんでだろう?」- 「石の上にも3年」ということわざどおり、地道に頑張っていればなんとかなるもので、事業も徐々に軌道にのりはじめ、転機がおとずれたのが3年目。 |
![]() カンダ技工本社工場。 ![]() コラーゲン90%水溶液を製造している未利用資源事業部。 |
■依頼は断らない! 柔軟な想像力で必ずカタチに | |
「いろんな失敗をしていると、ぎりぎりのところでどんどんアイディアって出てくるものなんだね」 |
![]() 米子市水産加工工場へ納入された製造ライン。このような創造的な製品が他にもいろいろな企業に納入されています。 |
■機械から食品まで | |
カンダ技工が食品会社の機械設備を製作する中で、中山さんはラインからはじき出される「ゴミ」に着目する。 現在製造販売している「コラーゲン」。タイのうろこから抽出した良質のフィッシュコラーゲンを特殊加工で液状と粉末にした製品だ。消化吸収が非常によく、プロリンという皮膚に潤いをもたらす成分が動物性のものより多く含まれているそうで、健康維持や美容にいいとリピート購入も多い。「アトピーの原因になるような、口に入れて害になるものは一切入れないで純粋にこだわった」という点も中山さんの職人気質を感じる。 |
![]() これが「コラーゲンペプチド(粉末)」。これをもとにして様々な商品(下記)が作られます。 ![]() 手軽に使える粉末タイプの「KANDAコラーゲン」。 |
■結果を残せば・・・ | |
そして「町医者のようでありたい」と中山さん。人の役にたって喜ばれる事業、そしてなにかあればすぐに駆けつけ常に顧客に安心してもらえるきめ細かなサービス。創業から26年たった今でも営業ベタだとはにみながら、「結果を残せば、結局お客さまが一番の営業マンになってくれますね」――カンダ技工の技術と研究に各界が注目し、多忙な毎日を送る中山さんだが、ホッとするのは休日に見る、世界を紹介するテレビ番組。 自称人一倍好奇心と感受性が強く、おまけに涙もろい男。実は何気にテレビを見ながらも常に新鮮な感動を味わい、仕事のヒントを探しているらのかも!? |
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